アレルギー性鼻炎を引き起こすアレルゲンとなるものにはいろいろありますが、その中で大きな割合を占めるもののひとつが「ダニ」です。
ダニと並んでハウスダスト(家の埃)がアレルゲンとしてよく取り上げられますが、そのハウスダストを栄養源としているのがダニなので、2つのアレルゲンは密接に関係があります。
つまりアレルゲンとなるダニの対策は、ハウスダストの対策と同じ意味だと言うことです。
室内に生息するダニにも種類がありますが、アレルギー性鼻炎の原因(アレルゲン)となるダニは、ヤケヒョウヒダニとコナヒョウヒダニ(ともにチリダニ類)の2種類で、大きさは0.2~0.5mmでとても小さな生物です。
これらチリダニの死骸やフンがアレルゲンとなり鼻炎の疾患を引き起こします。
また同じアレルギー疾患であるアトピー性皮膚炎の原因の約半分がこのチリダニだとも言われています。
ではこのチリダニを減らすにはどのような対策をすればいいのでしょうか?
まずはダニが繁殖しやすい環境を作らないということが大事です。
ダニは気温25~30度、湿度60~85%の環境で一番繁殖しやすいといわれています。
部屋の換気をする、布団を干すなど、特に湿度が高くならないよう気をつけましょう。
またダニの死骸やフンは速やかに除去しなければなりません。
定期的な部屋の掃除はもちろん、布団の天日干し、また布団や枕にはカバーをつけ、こまめに洗濯するようにしましょう。
ここで注意して欲しいのは、掃除機は普通のものだと排気口から死骸やフンが拡散して逆効果になる場合もあるので、必ず目の細かいフィルターがついたもの、または排気循環式の掃除機を使用してください。
ダニやハウスダストのアレルゲンを少しでも減らすためには、こまめな掃除や換気がとても大切です。